昨日、診療所の庭木に”蝉の抜け殻”を多数みつけました。
もう蝉時雨も聞こえず、静かになりました。
秋ですね。。。。
昔中学生の時
フランスの作家フォンテーヌの寓話で「蝉(セミ)と蟻(あり)」という話を読んだ事を思い出しました。
日本では「蟻(あり)とキリギリス」で有名な寓話ですが
ギリシャ語原本ではキリギリスが蟻(あり)になっているそうです。
蝉(せみ)は古代ギリシャでは物質的なものに頓着しない”のんき者”を代表し
蟻(あり)は現実主義と慎重さを代表しているというお話しです。
教訓としては
不幸や危険をより逃れるためには
あらわれる事について見通しをもとなければならないという事です。
これを医療にあてはめると
病気や危険を避けるためには
日常生活で暴飲暴食をせず・十分な睡眠をとり・食事に注意する(間食はできるだけしない)・
禁煙する事が大切だと思います。