熱中症
熱中症の発生数は(6月~9月)、多い年では40万人
1年間の脳血管障害に匹敵する数で、インパクトの多い病気です。
今年は7月23日に熊谷で41.1℃を更新する
酷暑の夏を迎えています。
2015年から熱中症は、重症度分類で
Ⅰ(軽度)・Ⅱ(中程度)・Ⅲ(重症)に分類されました。
熱中症の原因は、高熱が身体に悪影響を及ぼす事によりおこります。
つまり、高温多湿な環境下で、脱水や熱によっておこる全ての障害を言います。
めまい・失神・筋肉痛・頭痛・吐き気・下痢・だるい・気分の不快・判断力、集中力の低下・意識障害・けいれん・手足の運動障害・おかしな言動・過呼吸・ショック状態など、症状は多数あります。
高温多湿な環境下にいた事があり、なんらかの症状で体調が悪い場合
一般の方は熱中症を疑って以下のように対処してください。
↓
①本人の意識がはっきりしていない(呼びかけに答えない)
②自分で水分や塩分(ナトリウム)を摂取できない
③水分補給などなんらかの対処をしても症状がよくらならい
以上の点、観察して一つでも当てはまれば、医療機関に連れていきましょう。
熱中症のⅢ(最重症度)は以下の兆候がそろっていれば
①体温40℃以上
②意識障害
③発汗停止
119番に℡して救急救命センターに行きましょう。
尚、意識障害のある場合は、脳梗塞など脳血管障害や脳炎、肺炎など他の病気の事もあるので
即救急車で入院設備のある医療機関を受診してください。…